arrow

キャンペーン

line
calender

ご予約

LINE banner LINE button Shadow

2024.10.17

コラム

パーソナルジムの事故や怪我リスク!安全にトレーニングを行う方法

パーソナルジムでは、トレーナーが安全にサポートしてくれることが基本ですが、頻度は少ないものの怪我や事故が発生したケースがあるのも事実です。

ネット上にも、過去にパーソナルジムでのトレーニング中に利用者が怪我をしたという事例が複数報告されています。

このような話を聞くと、どうしてもパーソナルジムに通うことが怖くなってしまいますが、事前にできる対策もいくつかあります。

この記事では、パーソナルジムでの怪我や事故を防ぐためにできることをアドバイスします。また、万が一トラブルに巻き込まれた際に、どのように対処すべきかについても説明します。

パーソナルジムに通いたいけれど不安がある、という人は是非この記事を最後まで読んで解決してください。

パーソナルジムで起きた事故

国民生活センターに寄せられた「パーソナルトレーニングの怪我」関する相談
国民生活センターの調査によると、2017年~2022年でパーソナルトレーニングに関する怪我や事故の相談が、105件寄せられていることがわかっています。

今後も増加が予想されるため、2023年5月に消費者安全調査委員会は、パーソナルトレーニングに関する調査をすることを発表しています。

では、パーソナルジムで実際に起きた事故について、ネット上にある事例を調査したので見てみましょう。

「スポーツジムなどで1対1で指導を受けるパーソナルトレーニングによって、筋肉を痛めたり腰の骨を折ったりするなどの事故が報告されているとして、消費者庁の安全調査委員会、いわゆる「消費者事故調」が実態を調査し、再発防止策を検討することを明らかにしました。
消費者事故調によりますと、全国の消費生活センターなどには、運動不足の解消やダイエットなどを目的にスポーツジムなどで1対1で指導を受けるパーソナルトレーニングで、筋肉を痛めた、神経を損傷したなどといった相談が、去年2月末までのおよそ5年間で105件寄せられ、このうち4人に1人が治療に1か月以上かかっていたということです。
医師などからは、
▼30代の女性が、パーソナルトレーナーの指導で前かがみの状態でバーベルを持ち上げる運動を2か月続けた結果、腰の骨を折るけがをした、
▼きついスクワットをさせられ、内ももの筋肉を痛めて歩行が困難になった、
などの事例が報告されているということです。
消費者事故調は、知識が不十分なトレーナーによる指導が事故につながっているケースも考えられるとして、スポーツジムや専門家に聞き取りを行うなどして実態調査を行い、再発防止策を検討することを明らかにしました。」
引用元:https://www.nhk.or.jp/news/html/20230519/k10014072851000.html

40代女性は、長椅子にあおむけになってバーベルを持ち上げるベンチプレスをしていた。重いバーベルを「持てない」と断るも、トレーナーに「メンタルの問題だから」と強引に持たされることに。胸に下ろした際に右肩から「パキン」と音がして痛みが走ったが、トレーナーは「大したことない。湿布を貼れば大丈夫」と取り合わなかった。 数日後には痛みの範囲が拡大し整形外科を受診。「右肩腱板損傷、リハビリが必要」と診断され、8カ月経過後もリハビリが続く。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/aec12051cc9ed9d161826b81e79fc4c52fd21d17

50代女性は、個室でのトレーニング中、うつぶせで上体そらしをした状態で、トレーナーから背中を押される動作を10回3セットおこなった。たいへん痛かったが「痛い」と言えず、我慢して指導を受け続けた。 終了後、腰の左側にしびれが出て、だんだん痛みが強くなった。1カ月後に整形外科を受診して投薬治療を受けたがよくならず、さらに1カ月後にMRI検査で「骨に異常がある」と診断された。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/aec12051cc9ed9d161826b81e79fc4c52fd21d17

1回1時間で週2~3回のトレーニングを始めた30代女性。初期の段階で、しゃがんだ姿勢からバーベルを持ち上げる「デッドリフト」を指示され、2カ月後には30~45kgと急激に負荷を上げられた。だが、ある日急に軽い重量も上げられなくなってしまった。 整形外科を受診すると「腰椎・仙椎の骨折」が発覚。医師によれば「過負荷(重すぎる)と考えられるバーベルを、前屈位の状態でのデッドリフトにより持ち上げるのは大変危険な行為」で、やり続けたことで「疲労骨折」した可能性もあるという。事故から約2カ月後に別の整形外科を受診した際、「あと1カ月の治療期間が必要」と言われている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articls/aec12051cc9ed9d161826b81e79fc4c52fd21d17?page=2

下半身のトレーニングをしていた30代女性。トレーナーが足首をつかんで負荷をかけた状態で腿上げをして、足を胸まで強く引き上げる動作を繰り返した。 胸に強い痛みを感じ、その後も痛みが治まらず、後日、整形外科を受診。「トレーニングが原因で肋骨が折れている」と診断された。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/aec12051cc9ed9d161826b81e79fc4c52fd21d17?page=2

20代女性はネットで見つけたジムと契約。トレーナーの指示で、食事は完全に糖質をカットした。 開始から3週間ほどで上半身に湿疹が出始めた。糖質を加えた食事内容に変えたが湿疹は悪化。医師の検査の結果、「糖質制限による色素性痒疹だろう」と診断された。約1カ月後には赤みやかゆみはなくなったが、茶色いアザのような痕が全体に残ってしまった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/aec12051cc9ed9d161826b81e79fc4c52fd21d17?page=2

一部のパーソナルジムでは、トレーナーの不適切な指導方針により無理なトレーニングメニューを課せられ、体を痛めたり骨折をする事故が複数発生しています。

報告されている事例では、女性の利用者が被害に遭っているケースが多く、トレーナーが一人一人に合ったレベルの指導ができていないことがわかります。

被害者は、怪我に至る前に無理だということや辛いという状況を訴えているにもかかわらず、トレーナーがしっかりと耳を傾けることがなかったため、事故という最悪な結果につながってしまうことが多いようです。

パーソナルトレーニングで多い怪我の種類

パーソナルジムで多いケガの種類について、詳しく説明します。

①捻挫


トレーニング中に、関節に負荷がかかった状態で間違った方向に動かすと、靭帯や腱を痛めてしまいます。捻挫は足首でよく起こりますが、関節がある部分ならどこでも起こる可能性があります。

捻挫はすぐに痛みを感じるのが特徴で、腫れたり熱を持ったりします。しばらくは、動かす度に痛みを感じます。

放置することで変形性関節症を起こしてしまうことがあるので、痛みがある状態で無理に動かすことは禁物です。

捻挫が起こりやすいトレーニングは、デッドリフト・ショルダープレス・スクワットなどです。

②肉離れ


肉離れというのは、筋肉の繊維の一部が断裂・損傷する怪我を指します。筋肉に、いきなり負荷をかけてしまうと起こりやすいのが特徴です。

特に、太腿の表側または裏側・ふくらはぎによく起こります。肉離れが起こると炎症や内出血、腫れが見られ、激しい痛みを感じます。

肉離れが起こりやすいのは、ジャンピングスクワットなど素早く動くタイプのトレーニングです。

肉離れを防ぐには、本格的に体を動かす前にウォーミングアップを念入りに行うことが有効です。体を温めて柔軟な状態にすることで、リスクを減らすことができます。

③その他

他にも、トレーニング中に起こり得る怪我としては、骨折、転倒や強打による脳震盪などもありますが捻挫や肉離れなどと比較すると、頻度はだいぶ少ないです。

安全性を重視したジムで、経験と専門知識が豊富なトレーナーの指導を受けていれば、そこまで重大な怪我につながる可能性は低いです。

ただし、絶対に起こらないとは言い切れないので、トレーナーの指示に従いながら無理だと感じたり危険だと思ったらすぐに伝えることが大切です。

パーソナルジムで事故や怪我のトラブルに巻き込まれないための方法

パーソナルジムでは、頻度は少ないものの事故や怪我に巻き込まれるケースも実際に報告されています。

このようなトラブルを未然に防ぐための方法を、以下にまとめました。

それぞれ、見ていきましょう。

トレーニング前にしっかりヒアリングされているか確認する

自身の運動習慣や体力、健康状態など事前にしっかりヒアリングし、トレーニングプランを作成する前に体力測定等を実施しているか確認しましょう。

これらを実施せずにトレーニングプランを作成するパーソナルジムでは、本人に合わない無理な運動や食事指導をプランに盛り込まれる可能性があり、怪我や体調不良になるリスクも高くなります。

トレーナーの資格や実績も把握しておく

トレーナーの資格や実績、食事指導は管理栄養士などと連携が取れているかなど。どんな人が自分のトレーニングを指導するのか事前に把握しておくといいでしょう。

資格がなくてもパーソナルトレーナーとしてトレーニングを指導することが可能なので、トレーナー自身の経験だけを利用者に押し付ける指導方法や精神論だけでトレーニングをさせる可能性もあります。

トレーナーとのコミュニケーションをしっかり取る

トレーナーとコミュニケーションをとる
トレーニングがきつい場合は、しっかりと伝えるようにしましょう。

トレーニング内容が自分にはきつすぎると感じても、それをちゃんと伝えなければ気づいてもらえないこともあります。

「これくらいのトレーニングができないようじゃダメなんだ…」と我慢し続けていると、重大な怪我につながってしまうこともあります。不安を感じたら、遠慮せずにトレーナーに伝えるようにしましょう。

間違った負担のかかるトレーニングを無理に続けていても、良い結果を得ることは期待できません。

いきなり無理なトレーニングはしない

いきなり無理なトレーニングをしない
パーソナルジムに通い始めたからといって、それまでろくに運動もしていなかったのに急に張り切って体を動かすことは危険です。

普段と違う体の動かし方をしたり、これまでにない負荷を急激にかけることで、怪我や事故につながる恐れがあります。

パーソナルジムでは、トレーナーがしっかりサポートをしてくれるので、勝手に自己流のトレーニングはせず自分が初心者であることをちゃんと伝えましょう。

トレーニング前には、トレーナーの指示に従ってウォーミングアップをじっくり行うことが非常に重要です。

万が一、パーソナルジムで怪我をしてしまった場合の対処法

残念ながら、気をつけていたつもりでもパーソナルジムで怪我をしてしまうこともあります。

万が一、怪我や事故が発生してしまった場合の対処法をまとめました。

こちらも、1つずつ解説していきます。

トレーナーに伝えて応急処置を受ける

トレーニング中に怪我をしてしまった場合は、その場で適切な応急処置をする必要があります。

痛みを感じたり体に異常が発生した時点で、すぐにトレーナーに報告しましょう。すぐにトレーニングを中止して、トレーナーが応急処置をしてくれます。

トレーナーは、運動中の怪我に関する知識が豊富です。無理をしたり遠慮したりすることなく、痛む部分や痛みの度合いなどを伝えましょう。

医療機関を受診する

怪我をした場合は、なるべく速やかに医療機関を受診することをおすすめします。

その場では大した痛みではないと思ったり、動かすことができていたとしても、後から痛みが強くなって動かせなくなったり、腫れや炎症が生じることもあります。

トレーニング中の怪我であれば、トレーナーが対応してくれることもありますが、あまりにも痛みが強かったり徐々に痛みが増すような場合は、ジムに医療機関を紹介してもらい受診してみた方が良いでしょう。

適切な治療や投薬などを受けることで、痛みに苦しむ機関を短くできる可能性が高いです。

痛みがおさまるまでトレーニングを休む

当然ですが、怪我をした場合はトレーニングを中断しなければなりません。軽度の捻挫などであっても、治るまでの期間には個人差もあります。

トレーニングを休むと効果がなくなるからといって、痛みが残っているうちに無理して体を動かすと、さらに痛みが強くなったり、もっと重大な怪我につながる恐れがあります。

パーソナルジムで怪我をした場合は、少なくとも痛みが完全におさまるまではトレーニングを休まなければなりません。

トレーナーに伝えることで、その後の計画を変更するなど対応してもらえるはずです。

パーソナルジムにおける事故・怪我についてまとめ

パーソナルジムに通うことは、美容と健康の面でメリットがありますが、怪我や事故などのトラブルが起こる可能性はゼロではありません。急に無理な体の動かし方をしたり、過度な負荷をかけることは怪我につながるので危険です。

また、トレーニングマシンの使い方を間違えたり、トレーナーの不適切な指導に従ってトレーニングを続けることも事故のリスクとなります。

このようなトラブルを防ぐためには、まずは安全面で信用できるパーソナルジムを選ぶことが大切です。

口コミ情報を参考にしたり、実際に見学をしたり体験レッスンを受けてみることで、リスクを減らすことができます。

そして、トレーニング中に体の痛みや不安を感じることがあれば、遠慮なく担当のトレーナーに相談してみてください。

自分でもできる対策をすることで、安全にトレーニングに取り組み理想の体型を手に入れましょう。
パーソナルジム掲載依頼
store

Store

店舗一覧

VIEW ALL STORE