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2026.9.2

太もも痩せ|原因別の筋トレとフォームの確かめ方・正しい動きで効かせるポイント

パンツを履いたときの太もものラインが気になる。

体重は落ちたのに、足だけは変わらない。

そんな悩みを抱えている方は、けっして少なくありません。

太ももが痩せにくいのには、脂肪のつき方やむくみ、姿勢のクセといった、いくつかの背景が重なっています。

裏を返せば、原因を知って正しく体を動かせば、変えていける部分でもあるんです。

この記事では、太ももが痩せにくい理由から、自宅でできる筋トレメニュー、自分のフォームを確かめる方法までをご紹介します。

食事や生活習慣の整え方、忙しい方に向けた選択肢もまとめました。

無理なく続けられる形を、一緒に見つけていきましょう。

1. 足・太ももが痩せにくいのはなぜ?考えられる4つの原因

じつは太ももには、痩せにくいと感じさせるいくつかの原因があります。

まずはその理由を順番にみていきますね。

1-1. 下半身に脂肪がつきやすく落ちにくい体の仕組み

体につく脂肪には、内臓のまわりにつく内臓脂肪と、皮膚の下にたくわえられる皮下脂肪があります。

このうち下半身につきやすいのが皮下脂肪のほうです。

厚生労働省のe-ヘルスネットでも、腰まわりや太ももなど下半身を中心に皮下脂肪がたまるタイプは「皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)」と呼ばれると説明されています。

女性に多く見られるタイプとされ、太ももやお尻に脂肪を感じやすいのは、この体の仕組みが関係していると考えられます。

皮下脂肪は、体を守ったり体温を保ったりするはたらきがあるため、体にとっては手放しにくい脂肪でもあります。

お腹まわりに比べて太ももの変化が遅く感じられるのには、こうした背景があるんですね。

出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「肥満と健康」

1-2. むくみと血流の滞りが生む「太く見える」状態

夕方になると足が重だるく、朝よりも太く見える。

そんな日があるとしたら、脂肪だけが原因ではないかもしれません。

心臓から遠い足は、もともと血液やリンパの流れが滞りやすい場所です。

デスクワークで長時間座っていたり、立ちっぱなしの時間が続いたりすると、余分な水分が足のほうにたまりやすくなります。

これがむくみと呼ばれる状態です。

むくみがあると、実際の脂肪の量が変わっていなくても、足のシルエットは太く見えてしまいます。

体内の水分バランスには、食事から摂る塩分も関わっているとされています。

朝と夕方で足の太さが違うと感じるのは、脂肪が増えたわけではなく、水分の移動によるところが大きいと考えられます。

つまり太ももの太さには、脂肪と筋肉に加えて、水分の巡りという要素も関わっているわけですね。

1-3. 姿勢や歩き方のクセで前もも・外ももが張る

太ももの張りには、日々の体の使い方も影響します。

たとえば、椅子に浅く腰かけて背中を丸める姿勢では、お尻や裏ももの筋肉があまり働きません。

その代わりに前ももばかりが使われ、太ももの前側だけが張ってくることがあります。

歩き方も同じです。

かかとから着地して足の裏全体で地面を押す動きができていないと、外ももに負担が集中しやすくなります。

ヒールを履く機会が多い方も、つま先重心になって前ももが働きすぎる傾向がありますね。

こうしたクセは、鍛えているつもりがないのに特定の場所だけ発達して見える原因になります。

太ももを細くしたいのに筋肉の張りで太く見えている、という状態は珍しくありません。

1-4. 筋肉量の低下と基礎代謝の関わり

もうひとつ見逃せないのが、筋肉量の変化です。

骨格筋の量は、年齢とともに少しずつ低下していくといわれています。

とくに下半身の筋肉は、日常生活で意識して使う機会が減ると衰えやすい場所です。

筋肉が落ちると、そのぶん体のエネルギー消費が減っていきます。

若い頃と同じ食生活を続けているのに体型が変わってきた、と感じるのはこのためですね。

2. 足・太ももの筋トレが「痩せる体づくり」につながる流れ

太ももを細くしたいなら、足を動かす運動をたくさんすればいい。

そう思われがちですが、実は筋トレには、もう少し違った価値があります。

その日の消費カロリーを増やすというより、日常のエネルギー消費そのものを底上げしていく働きです。

ここでは、下半身を鍛えることがなぜ体づくりにつながるのかを整理していきますね。

2-1. 下半身は大きな筋肉が集まる部位

体のなかで最も大きな筋肉は、太ももの前側にある大腿四頭筋だといわれています。

裏ももにあるハムストリングス、お尻の大臀筋も、体のなかでは大きな部類に入ります。

つまり下半身には、体積の大きな筋肉がまとまって存在しているわけですね。

同じ時間を使って運動するなら、小さな筋肉をひとつずつ鍛えるより、大きな筋肉をまとめて動かすほうが効率的です。

腕やお腹まわりを鍛えるより、下半身から始めるほうがすすめられるのには、こうした理由があります。

運動にあてられる時間が短い方ほど、下半身から取り組むほうが効率よく体を動かせますね。

2-2. 筋肉量が増えると基礎代謝はどう変わるのか

基礎代謝とは、じっとしていても呼吸や体温維持のために使われるエネルギーのことです。

厚生労働省のe-ヘルスネットによると、1日の総エネルギー消費量のうち、基礎代謝量が占める割合はおよそ60パーセントとされています。

残りは、体を動かすことで使われる量が約30パーセント、食事をとったときに消化などで使われる量が約10パーセントです。

つまり、1日に使うエネルギーの半分以上は、特別なことをしていない時間に消費されているんですね。

ここで注目したいのが、加齢とともに基礎代謝が下がっていく理由です。

その背景には骨格筋の量が減っていくことがあるとされており、裏を返せば筋肉を保つことは、下がりやすい基礎代謝を支える方向に働くと考えられます。

筋トレは、その場で消費するカロリーだけを目的にするものではありません。

何もしていない時間のエネルギー消費まで含めて、体を整えていく取り組みだと考えるとわかりやすいですね。

ただし、筋肉が増えるスピードにも代謝の変化にも個人差がありますので、数か月単位の目線でとらえておくとよいでしょう。

出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動とエネルギー代謝」

2-3. 体重の数字より、シルエットの変化に目を向ける

太もも痩せに取り組むとき、体重計の数字だけを追いかけると迷いが生まれます。

筋肉は脂肪より密度が高いため、引き締まってきても体重があまり動かない時期があるからです。

そこでおすすめしたいのが、太ももの周囲径を測っておく方法です。

膝の上あたりや、太ももの一番太い部分にメジャーを当てて、月に一度ほど記録します。

同じ時間帯、同じ姿勢で測ると、比べやすくなりますよ。

いつも履いているパンツのゆとりを目安にするのも、わかりやすい方法ですね。

体重という一点ではなく、シルエットという面でとらえると、変化に気づきやすくなります。

2-4. 太ももを鍛えると足が太くなるという誤解

筋トレをすると足が太くなりそうで怖い。

そんな声をよく耳にしますが、自重で行う程度のトレーニングで足が目に見えて太くなることは、まず起こりにくいと考えられています。

その理由は、筋肉を大きく発達させるには、重い負荷と十分な栄養、そして長い期間の積み重ねが必要になるためです。

女性の場合は、筋肉の発達に関わるホルモンの分泌量が男性より少ないことも関係しています。

むしろ気をつけたいのは、フォームの崩れによって前ももや外ももばかりが働いてしまう状態です。

同じスクワットでも、どこを使っているかによって仕上がりは変わってきます。

筋トレそのものを避けるより、使い方を整えるほうが、足のラインは変わりやすくなりますね。

3. どこを鍛える?太もも痩せに関わる4つの筋肉

太ももと一口にいっても、そこにはいくつもの筋肉が重なり合っています。

太ももの前側、裏側、内側では役割が違い、鍛え方も変わってきます。

なんとなくスクワットをするより、いま自分がどこの筋肉を使っているかを意識できたほうが、動きの質はぐっと上がりますよ。

ここでは、太ももの引き締まりに関わる4つの筋肉をご紹介します。

筋肉の名前 場所 主な役割 関わりやすい悩み
大腿四頭筋 太ももの前側 膝を伸ばす 前ももの張り
ハムストリングス 太ももの裏側 膝を曲げる
足を後ろに引く
裏もものたるみ
足が短く見える
内転筋 太ももの内側 足を内側に閉じる 内もものたるみ
大臀筋 お尻 股関節を伸ばす お尻の下がり
前ももの張り

ひとつずつ順番に説明していきますね。

3-1. 大腿四頭筋|前ももを支えるいちばん大きな筋肉

太ももの前側にあるのが大腿四頭筋です。

その名のとおり4つの筋肉が集まってできており、体のなかでもっとも大きな筋肉といわれています。

膝を伸ばす動きを担っていて、歩く、立ち上がる、階段をのぼるといった日常の動作を支えています。

大きな筋肉なので、動かすとエネルギーの消費量も大きくなります。

一方で、前ももは使いすぎると張って見えやすい場所でもあります。

姿勢のクセによって前ももばかりが働いている方は、けっして少なくありません。

前ももだけに頼らず、裏側や内側とバランスよく使えると、すっきりした太ももに近づいていきますよ。

3-2. ハムストリングス|裏もものラインをつくる筋肉

太ももの裏側にあるのがハムストリングスです。

ハムストリングスは膝を曲げる動きと、足を後ろに引く動きに関わっています。

この筋肉は、日常生活ではあまり意識して使われません。

座っている時間が長い方ほど、働きが弱まりやすい場所ですね。

裏ももが使えていないと、お尻との境目がぼやけて、足が短く見えてしまうことがあります。

逆にここが引き締まってくると、お尻の下のラインがはっきりして、足が長く見える印象につながります。

太ももを細くしたいときに、前側だけでなく裏側にも目を向けたい理由がここにありますよ。

3-3. 内転筋|内もものたるみに関わる筋肉

太ももの内側にあるのが内転筋です。

正確には複数の筋肉の集まりで、足を内側に閉じる動きを担っています。

内ももは、鏡を見て気になりやすい場所のひとつではないでしょうか。

日常生活では足を閉じる動きをする機会が少なく、意識しないと使われにくい筋肉です。

歩くときに足が外側に開きやすい方や、足を組むクセがある方は、とくに働きが弱まりやすいといえます。

内転筋は、骨盤を安定させる役割にも関わっているとされています。

内ももを使えるようになると、立ち姿勢そのものが変わってくることもありますよ。

3-4. お尻の筋肉まで含めて考えたい理由

4つ目に挙げたいのが、お尻の筋肉です。

お尻の筋肉は、厳密には太ももの筋肉ではありませんが、太もも痩せを考えるうえでは切り離せません。

お尻にある大臀筋は、太ももの裏側と連動して股関節を動かしています。

お尻が働かないぶんを前ももが補う、という関係が生まれやすいのです。

つまり、お尻がしっかり使えていないと、どれだけスクワットをしても前ももばかりが張っていくことになるんですね。

太ももとお尻の境目は、足のシルエットを大きく左右する場所でもあります。

ここが引き上がると、太ももそのものが細くなっていなくても、足全体はすっきりと見えるようになりますよ。

太もも痩せを目指すなら、お尻まで含めて下半身をひとつのまとまりとしてとらえておきましょう。

4. 自宅でできる足・太もも痩せの筋トレメニュー

鍛えたい場所がわかったところで、実際のトレーニングに進みましょう。

ここでご紹介するのは、道具を使わず自分の体重だけで行えるメニューです。

大切なのは回数をこなすことではなく、狙った場所に効かせることです。

一つひとつの動きを、ゆっくり丁寧に行ってみましょう。

4-1. スクワット|太もも全体に働きかける基本の種目

下半身のトレーニングといえば、まずはスクワットです。

太ももの前側と裏側、お尻まで、下半身の大きな筋肉をまとめて動かせます。

  1. 足を肩幅くらいに開き、つま先はまっすぐか少し外に向けて立ちます
  2. 胸を張って背すじを伸ばします
  3. お尻を後ろに引くようにしながら、3秒ほどかけてゆっくり腰を落とします
  4. 太ももが床と平行になるあたりまで下ろします
  5. かかとで床を押すようにして立ち上がります

腰を落とすときは椅子に浅く座る感覚をイメージし、膝がつま先より大きく前に出ないよう気をつけましょう。

膝が前に出るほど前ももへの負担が増えるので、不安がある方は浅い範囲から始めてくださいね。

4-2. フロントランジ|前ももとお尻を同時に使う

ランジは、片足ずつ体を支えながら行う種目です。

左右のバランスの差に気づきやすいのも、この動きの持ち味といえます。

  1. 足をそろえて立ち、片足を大きく一歩前に踏み出します
  2. 前の膝を曲げ、体をまっすぐ下に沈めていきます
  3. 前の膝がつま先より前に出ないところまで下ろします
  4. 前足で床を押して、元の位置に戻ります
  5. 反対の足も同じように行います

体が前に倒れないよう上半身は起こしたままにすると、お尻にも力が入る感覚がつかめますよ。

ぐらつく場合は壁や椅子の背もたれに手を添えて、安定した範囲で丁寧に動きましょう。

4-3. ワイドスクワット|内ももにアプローチする

内ももを意識したいときに取り入れたいのが、ワイドスクワットです。

通常のスクワットより足幅を広くとることで、内転筋が働きやすくなります。

  1. 足を肩幅の1.5倍ほどに広げ、つま先を45度くらい外側に向けて立ちます
  2. 背すじを伸ばしたまま、真下に腰を落としていきます
  3. 太ももが床と平行になるあたりまで下ろします
  4. 内ももを締めるような感覚で足を寄せながら、立ち上がります

腰を落とすときは、膝がつま先と同じ方向を向くよう気をつけてください。

膝が内側に入ると内ももに届きにくくなるので、立ち上がるときに「締める」意識を持つと働きかけが変わりますね。

4-4. ヒップリフト|裏ももとお尻を引き上げる

床に寝て行うヒップリフトは、裏ももとお尻に働きかける種目です。

立って行う動きが不安な方でも取り組みやすい形になっていますよ。

  1. あお向けに寝て膝を立て、足は腰幅に開きます
  2. かかとで床を押すようにしながら、お尻をゆっくり持ち上げます
  3. 肩から膝までが一直線になるところで止め、お尻をきゅっと締めます
  4. ゆっくり下ろし、床にお尻がつく直前でまた持ち上げます

腰を反らせて高く上げるのではなく、お尻の力で持ち上げる意識が大切です。

裏ももとお尻に、じんわりとした熱を感じられれば、狙った場所が働いている合図ですね。

4-5. 回数・セット数・頻度の目安

ここまでご紹介した4種目に共通する、回数や頻度の目安をまとめました。

項目 目安
回数 1種目につき10〜15回
セット数 2〜3セット
頻度 週2〜3日
間隔 1〜2日あける
種目数 2〜4種目

トレーニングの回数は、最後の数回で少しきついと感じるくらいが、ちょうどよい目安です。

楽に終わってしまうなら腰を下ろす動作をゆっくりに、きつすぎるなら回数やセット数を減らして調整してください。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人に筋力トレーニングを週2日から3日行うことが推奨されています。※自分の体重を負荷として使う自重トレーニングもここに含まれます

筋肉は休んでいる間に回復していくため、毎日行う必要はありません。

同じガイドでは、有酸素運動と組み合わせるとさらなる健康増進が期待できるとも述べられていますので、筋トレのあとにウォーキングを20分ほど加えるのもおすすめです。

まずは週2回、2種目からでも十分ですよ。

続けられる範囲を見きわめることが、遠回りのようでいちばんの近道になりますね。

自宅でのトレーニングに慣れてきたら、一度専門のトレーナーに動きを見てもらうのもおすすめです。

「加圧ビューティーテラス」では、軽い負荷で行う加圧トレーニングを体験できますよ。

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出典:厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」

5. 自分の筋トレフォームを客観的にチェックする方法

トレーニングを続けているのに、思ったように変わらない。

そんなときに見直したいのが、動きそのものです。

同じスクワットでも、膝の向きや腰の落とし方が違えば、働く筋肉は変わってきます。

やっかいなのは、自分の動きは自分では見えないという点です。

正しくできているつもりでも、実際には別の場所を使っていた、ということが起こります。

ここでは、自宅で今日から試せる確かめ方をご紹介しますね。

5-1. スマートフォンの動画で自分の動きを見返す

もっとも手軽なのは、スマートフォンで自分の動きを撮影する方法です。

  1. スマートフォンを床に立てかけるか、椅子の上に置いて固定します
  2. 1セット分の動きを撮影します
  3. 通常の速度で一度、最後まで再生します
  4. いちばん深く沈んだところで止めて、姿勢を確かめます

撮る向きは、横からと正面からの2方向がおすすめです。

スロー再生ができる場合は、腰を下ろす場面をゆっくり見返すとより確かめやすくなりますよ。

最初の1回を保存しておくと、数週間後に撮ったものと見比べられます。

体型の変化より先に、動きの変化に気づけることも多いですね。

5-2. 鏡を使った正面と横からの確認ポイント

撮影が手間に感じるときは、鏡の前で行う方法もあります。

動きながら確認できるので、その場で直せますよ。

動画でも鏡でも使える、チェックしたい項目をまとめました。

見る向き 確認したいこと
正面から
  • 左右の肩の高さがそろっているか
  • 膝がつま先と同じ方向を向いているか
  • 体が左右どちらかに傾いていないか
横から
  • 背中が丸まっていないか
  • 腰が反りすぎていないか
  • 膝がつま先より大きく前に出ていないか
  • お尻を後ろに引けているか

すべてを一度に見ようとすると、動きがぎこちなくなります。

今日は膝の向きだけ、次は背中だけというように、1回にひとつずつ確かめてみましょう。

5-3. 太もも痩せを目指す人が崩しやすいフォームの共通点

自己流で進めていると、似たようなところでつまずきやすくなります。

よく見られるものを4つにまとめました。

どれも、痛みが出るわけではないので気づきにくいクセです。

けれども、こうした動きを続けるほど、狙った場所とは違う筋肉が育っていきます。

とくに気をつけたいのが、膝が内側に入る動きです。

内ももとお尻が働かないまま前ももだけに負担がかかるので、太ももを細くしたい方にとっては逆の方向に進んでしまいます。

自宅で取り組むときほど、こうした崩れに自分で気づけるかどうかが分かれ目になりますね。

5-4. 自己流でつまずきやすい理由と、見てもらう価値

動画や鏡で確かめる方法をご紹介してきましたが、自分だけで見るには限界もあります。

つまずきやすい理由 どういうことか
比べる基準がない 正しい状態を知らないと、どこが崩れているか判断できない
体のクセは人それぞれ 股関節が硬い方に深く沈む動きをすすめても、腰を痛めてしまう

こうした個別の調整は、書かれた情報だけで判断するのが難しい部分ですね。

そこで役立つのが、第三者の目です。

一度でも専門の指導を受けておくと、正しい動きの感覚がつかめて、その後の自己チェックの精度も上がりますよ。

自宅で続けること自体は、とてもよい習慣です。

そこに正しい動きが加わると、同じ時間をかけても届く場所が変わってきますね。

自宅での取り組みに不安がある方は、一度体験してみるのもおすすめです。

「加圧ビューティーテラス」の体験では、トレーナーがひとりずつ動きを確認しながら進めてくれますよ。

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6. 食事と生活習慣で太もも痩せを後押しする

トレーニングを頑張っていても、日々の過ごし方が追いついていないと変化は感じにくくなります。

とはいえ、厳しい食事制限や生活の全面的な見直しは必要ありません。

忙しい毎日のなかで、少し意識を向けるだけで変わる部分があります。

ここでは、太もも痩せを後押しする食事と習慣を整理していきますね。

6-1. たんぱく質を優先するPFCバランスの考え方

食事を考えるときの目安になるのが、PFCバランスです。

PFCとは、たんぱく質、脂質、炭水化物という3つの栄養素の頭文字を取ったものです。

それぞれの役割と、太もも痩せを目指すときの向き合い方をまとめました。

栄養素 主な役割 向き合い方
たんぱく質 筋肉の材料になる 3食それぞれに取り入れる
脂質 ホルモンの材料になる 完全に抜くのは避ける
炭水化物 体を動かすエネルギー源 極端に減らさない

トレーニングをしていても、材料が足りなければ体は変わりにくくなります。

朝食がパンとコーヒーだけ、昼はおにぎりだけという日が続いてしまう人もいますよね。

まずは3食それぞれに、たんぱく質を含む食品をひとつ加えることから始めてみましょう。

朝ならゆで卵やヨーグルト、昼なら肉や魚が入ったメニューを選ぶ、といった形です。

炭水化物や脂質を極端に減らすと、体は筋肉を分解してエネルギーをまかなおうとします。

減らすというより、たんぱく質を優先して組み立てる、と考えるとうまくいきますよ。

6-2. むくみが気になる日の水分・塩分・カリウム

足のむくみが気になる日は、水分と塩分の取り方を振り返ってみましょう。

むくむからと水分を控える方がいますが、体は水分が足りないと感じるとかえって溜め込もうとします。

こまめに少しずつ飲むほうが、巡りは整いやすくなりますよ。

塩分の多い食事が続いたときも、足が重く感じられやすくなります。

そんなときに取り入れたいのが、カリウムを含む食品です。

厚生労働省のe-ヘルスネットでは、カリウムには塩分に含まれるナトリウムの吸収を抑える働きがあると説明されています。

カリウムを含む主な食品
  • ほうれん草、小松菜などの葉物野菜
  • アボカド
  • バナナ、キウイなどの果物
  • さつまいも、里いも
  • 納豆、大豆製品
  • わかめ、ひじきなどの海藻

カリウムは水に溶けやすいため、ゆでるより蒸す、または汁ごと食べられる料理にすると取り入れやすくなりますよ。

味噌汁に葉物野菜やわかめを入れるだけでも、手軽に補えますね。

なお、腎臓の病気で医師から食事の指示を受けている方は、必ずその指示にしたがってください。

出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「カリウム」

6-3. 睡眠不足やストレスとホルモンバランスの関わり

体づくりというと運動と食事に目が向きがちですが、睡眠も見過ごせません。

筋肉は運動している最中ではなく休んでいる間に回復していくため、眠りが浅い日が続くと回復が追いつかなくなるんです。

体を休められていないという意味では、心の状態も同じです。

緊張状態が続くと体は力を溜め込もうとし、脂肪をたくわえやすい状態に傾くと考えられています。

女性の場合は、月経周期によってもホルモンの分泌が変わり、体の状態が揺れやすくなります。

生理前は水分をためこみやすい時期なので、体重や太ももの太さが変わらなくても落ち込む必要はありませんよ。

まとまった睡眠時間を取るのが難しい日は、寝る前にスマートフォンを見る時間を短くする、湯船につかるといった小さな工夫から始めてみましょう。

6-4. 座り方・歩き方と「ながら」で積み重ねる習慣

1日のうち、トレーニングにあてられる時間はわずかです。

だからこそ、 それ以外の時間の過ごし方が、足のラインに影響するんです。

今日から意識できる場面を、5つにまとめてみました。

場面 見直したいこと 期待できること
座るとき 足を組まず、深く腰かけて足の裏を床につける 骨盤の傾きを防ぐ
座り続けるとき 30分に一度は立ち上がる 足の巡りを保つ
歩くとき かかとから着地し、最後は親指で蹴り出す 裏ももとお尻が働く
移動するとき エスカレーターではなく階段を使う。一駅分歩く 動く機会が増える
ながらの動き 歯磨きをしながらかかとの上げ下げ 手軽に続けられる

どれも、その場ですぐ始められるものばかりです。

トレーニングの日だけ頑張るより、こうした習慣を続けるほうが、結果として変化を感じやすくなりますよ。

7. 足・太ももが痩せる筋トレによくある質問

太もも痩せに取り組むなかで、よく聞かれる疑問をまとめました。

7-1. 毎日やったほうが早く変わりますか

毎日行う必要はありません。筋肉を休ませるためにも、1〜2日間隔をあけ、まずは週2回を目安に続けてみましょう。

7-2. 筋トレで足が太くなることはありませんか

自重トレーニングで、足が急に太くなることは考えにくいでしょう。

ただし、フォームが崩れて前ももばかりを使うと、張りを感じることがありますよ。

7-3. どのくらいの期間で変化を感じますか

個人差はありますが、変化を感じるまでには数週間から数か月かかることがあります。

体重だけでなく、パンツのゆとりや足のラインも確認してみましょう。

7-4. 運動が苦手でも続けられますか

はじめから完璧を目指す必要はありません。

まずは週2回、2種目からで十分です。

回数をこなすことより、正しい動きで狙った場所に届かせるほうが大切なので、運動が得意かどうかは大きな問題になりませんよ。

7-5. 生理中や体調がすぐれない日はどうすればよいですか

体調がすぐれない日は、無理に行わず休みましょう。

生理前や生理中は水分をためこみやすく、体が重く感じられる時期です。

体調が戻ってから再開すれば十分ですし、その週は歩く時間を増やすだけでもかまいませんよ。

8. 忙しい人が短時間で下半身にアプローチする選択肢

自宅で正しいフォームを保ちながら、ひとりで続けるのは意外と難しいものです。

まとまった時間が取れない、膝や腰に不安がある、という方もいるでしょう。

そんなときに選択肢のひとつとなるのが、加圧トレーニングです。

8-1. 軽い負荷で行う、血流をコントロールするという考え方

加圧トレーニングとは、腕や足の付け根に専用のベルトを巻き、血流を適切にコントロールしながら行うトレーニング方法です。

血流を適度に制限した状態で体を動かすと、ごく軽い負荷でもしっかりとした手応えが得られるとされています。

一般的な筋トレが重い負荷で筋肉を刺激するのに対し、加圧トレーニングはずっと軽い負荷で行います。

軽い運動でも手応えを感じられるのは、血流を適度に制限することで、筋肉が通常よりも強い負荷を受けているような状態になるためです。

実際に、運動の強度がごく低い場合でも、筋力の向上につながる可能性が報告されていますよ。

出典:早稲田大学 特許・研究シーズ「局所的な血流制限下の筋力(加圧)トレーニング法の開発と応用」

8-2. 膝や腰への負担を抑えながら太ももを動かせる理由

太ももを鍛えたいけれど膝が心配、という声はよく聞かれます。

スクワットで深く沈む動きは、膝や腰に負担がかかりやすいためです。

加圧トレーニングは軽い負荷で行うため、重い負荷を使う筋トレに比べて、関節への負担を抑えやすいとされています。

しゃがむ深さを無理に追わなくてよいので、体が硬い方や、久しぶりに運動する方でも取り組みやすい形になっています。

自宅での自重トレーニングとの違いをまとめました。

項目 自宅での自重トレーニング 加圧トレーニング
負荷 自分の体重 軽い(最大筋力の20〜30%程度)
1回の時間 20〜30分程度 10〜30分程度
関節への負担 動きによっては大きい 比較的抑えやすい
フォームの確認 自分で行う トレーナーが確認
圧力の調整 なし トレーナーが調整

8-3. 週1〜2回、1回10〜30分という続けやすさ

加圧トレーニングは、週1回から2回、1回あたり10分から30分程度で行われます。

短い時間で取り組めるため、仕事や家事で忙しい方でも予定に組み込みやすいですね。

まとまった時間を確保しようとして続かなくなるより、無理のない形を選ぶほうが結果につながりやすくなりますよ。

8-4. 圧力設定に専門トレーナーの指導が欠かせない理由

加圧トレーニングで最も大切なのが、ベルトの圧力設定です。

圧力が適切でないと、十分な手応えが得られないだけでなく、しびれや内出血につながる可能性もあります。

専門のトレーナーは、その日の体調や体の状態を見ながら、専用の器具を使って圧力を調整します。

市販の加圧ベルトのような製品を自己判断で使うのは避けたほうがよいでしょう。

適切な圧力の設定は、知識のない状態では難しいためです。

専門のトレーナーに調節してもらうと、フォームの確認も受けられるので、正しい動きが身につきやすく安心できますね。

8-5. 避けたほうがよい方と、注意したい体のサイン

加圧トレーニングは、どなたでも取り組めるわけではありません。

高血圧や心臓の病気がある方、妊娠中の方、血栓ができやすい体質の方などは、トレーニングを避けるべきとされています。

持病がある方や通院中の方は、必ず事前にかかりつけの医師に相談してください。

持病をお持ちでない方も、トレーニング中に強いしびれや痛み、気分の悪さを感じたときは、我慢せずすぐトレーナーに伝えましょう。

その場で圧力を調整してもらえます。

体調がすぐれない日や睡眠不足の日も、絶対に無理をせず相談してみてくださいね。

9. まとめ|太ももは、正しく続ければ応えてくれる

太もも痩せに近道はありませんが、遠回りを避けることはできます。

大切なのは、鍛えたい場所を知り、正しいフォームで動くこと。

そして、週2回でも続けていくことです。

体重の数字が動かない時期があっても、焦る必要はありません。

パンツのゆとりや足のラインといった、シルエットの変化に目を向けてみてくださいね。

とはいえ、自分のフォームが正しいかどうかを判断するのは、なかなか難しいものです。

膝や腰に不安がある方、まとまった時間が取れない方も多いでしょう。

そんなときは、専門のトレーナーのもとで体を動かしてみるのもひとつの方法です。

KAATSU JAPANの認定トレーナーが一人ひとりに寄り添ってサポートする「加圧ビューティーテラス」では、体験を受けられます。

軽い負荷で行える加圧トレーニングなら、運動が苦手な方でも取り組みやすいですよ。

まずは一度、自分の体と向き合う時間をつくってみませんか。

鏡に映る自分の変化を目指して、できることから始めてみましょう。

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